乾燥させた薪がどのくらい乾いているのか知りたかったので、簡易水分計を買いました。精度が高いものは10,000円以上しますが、簡易的なものなら1,000円くらいで買えます。薪を割って切断面に針を刺すだけで簡単に含水率がわかるので、面白くていろいろな木に刺してみました。同じ薪でも刺す場所によって値が異なるため、数カ所に刺して平均値を出します。
ファイヤーサイド(薪ストーブのメーカ)のウェブサイトによると、薪の含水率は20%程度が理想とのことです。
立ち木の含水率は50%以上です。乾燥薪の含水率は20%以下と云われています。薪ストーブに使う薪の最適な水分量は15%~20%前後です。
今シーズン(2019年冬〜2020年春)に燃やしたナラ薪は、6月〜12月までの半年くらいしか乾燥させていませんが、細めに割っておいたので、燃焼時に水分が出ることなく、良く燃えてくれました。去年は薪割りシーズン中にチェンソーが故障し、修理に時間がかかったため、すべての薪を割り終わったのが6月でしたが、今年は4月中に割り終えたいと思います。
2021/02/18 追記
薪棚の環境や薪の積み方による含水率の違いについて「薪棚の環境別にみる薪の含水量の違い」にまとめました。