仕事のひとつとして、猫を膝に乗せながら企業や団体のウェブコンサルティングをやっています。
クライアントのウェブサイトを分析して最適なパフォーマンスが得られるようにいろいろと提案するのですが、こちらがアドバイスをすると、
- すぐにそれを実行する人
- しばらくしてからやる人
- アドバイスと別の事をやる人
の3種類に分かれます。以前は「何もしない人」という特殊な事例もありましたが、さすがに暖簾に腕押し感が尋常ではありませんでした。いずれの場合も料金は同じようにいただいているので、こちらとしてはアドバイスをするまでが仕事なので特に問題ありません。
観察していて面白いのは、最もやる気がある(あるいはそう見える)のは、1ではなく3のクラスタだということです。
3の人はこちらの提案に対して「そうですよね!わかりました!」と言ってくれるのですが、数日後、「今度こんなことをしようと思うんですけどどうでしょうか?」と、こちらのアドバイスをまるでなかったことのようにスルーして新しいことをやり始めます。おそらくやりたいことが多過ぎて整理が追いつかないのでしょう。気持ちは良くわかります。
放置しておくとどんどん見当違いな事をやり始めてしまうので、要所要所で軌道修正するのですが、本人が必要だと思ってやっていることなので、基本的には本人の優先したいことを優先させることにしています。
いずれにしても数カ月すると、以前と同じ質問をしてくるので、以前と同じようにアドバイスし、1か2に進ませるようにします。3をループするケースも往々にしてありますが・・・。