屋根のキツツキ穴の再修理

10月〜11月は近くの野鳥、特にアオゲラが毎日やってきて、軒天をコツコツと突いています。人が近づけばすぐに逃げるので在宅のときはその都度やめさせますが、買い物などで留守にしているときは突き放題なので簡単に穴を空けられてしまいます。猫たちが威嚇するなどして追い払ってくれれば良いのですが、残念ながら見ているだけで何もしません。

わたしたちの仕事ではない
わたしたちの仕事ではない

軒天のキツツキ穴は3年前にも修理しましたが、穴を塞いでいたベニヤ板が外れたり、新しく空けられた穴があったりするので、再度修理しました。

鳥の巣の残骸撤去

去年開けられた穴の奥に古い鳥の巣の残骸が詰まっていたので、100円ショップで買ったマジックハンドで撤去しました。穴の位置までは窓から1.5メートルくらい離れているので手は届きません。
屋根のキツツキ穴の再修理
屋根のキツツキ穴の再修理

ベニヤ板の塗装

穴を塞ぐためのベニヤ板を屋根に近い色で塗装します。
屋根のキツツキ穴の再修理
屋根のキツツキ穴の再修理
屋根のキツツキ穴の再修理
屋根のてっぺん(角の部分)に空いた穴は、2枚のベニヤ板をダクトテープでくっつけてL字型にしたもので塞ぎます。

ベニヤ板を貼り付け

以前は両面テープで貼っていましたが、数年で粘着力が弱まって剥がれてしまうので、今回はScotchの強力両面テープ+木工用ボンドで貼り付けました。
屋根のキツツキ穴の再修理
屋根のキツツキ穴の再修理
屋根のキツツキ穴の再修理

修理完了

穴の空いている部分には手が届かないので、ベニヤ板の表面にマスキングテープでツマミを作り、それをマジックハンドでつまんで軒天に貼ります。マスキングテープはねじれば剥がれるので、ボンドが乾いたら剥がします。
屋根のキツツキ穴の再修理
屋根のキツツキ穴の再修理
屋根のキツツキ穴の再修理

夏期しか使われない近所の別荘は、キツツキ対策として軒天全面に鉄板を貼ってあります。さすがのキツツキも鉄板を突くようなことはしないので効果は抜群だと思いますが、見た目が重苦しくなるのが欠点です。

WATANABE Takeshi
WATANABE Takeshi
渡邉岳 / ウェブデザイナ / 愛猫家

1981年新潟生まれ、千葉育ち。広告代理店、化粧品ブランド、オリジナル製品の製造メーカなどでウェブデザイナ、プログラマとして経験を積み、2014年よりフリーランスとして独立。装飾を削ぎ落としたミニマルで美しいビジュアルをベースにしつつ、使い心地の良さを追求したデザインが得意。猫と工作とブラストビートが好き。