スライド丸のこ用の粉塵防止カバーを自作

工作室でスライド丸のこを使うときは、付属のダストバッグを外してBOSCHの乾湿両用クリーナ(VAC115)を接続していますが、長時間の切断作業をしていると吸い込みきれなかった粉塵が飛散して作業台の上がうっすら白くなります。どうにかならないものかとネットで調べたら、粉塵防止カバーを自作している人がいたので真似して作ってみました。

スライド丸のこ用の粉塵防止カバーを自作

材料は2×4とベニヤ板の端材、天面と側面には厚手のビニールを使いました。輸入木材は依然として高騰しているため、新品の2×4材はできるだけ使わずに端材でやりくりしています。

スライド丸のこ用の粉塵防止カバーを自作

スライド丸のこ用の粉塵防止カバーを自作

スライド丸のこ用の粉塵防止カバーを自作

スライド丸のこは木材を斜めにカットするときにチップソーとターンテーブルを傾けられますが、傾斜させた場合はカバーがフィットしません。ベニヤ板の開口部をもう少し広げれば傾斜に対応できますが密閉度は下がります。斜めにカットする機会はそれほど多くないため、密閉度を優先しました。

スライド丸のこ用の粉塵防止カバーを自作

側面にクリーナのホースを差し込むための穴を開けるかどうか悩みましたが、ハンドル部分から無理矢理差し込めたのでこれで良しとしました。穴をあけると着脱が面倒なのです。

スライド丸のこ用の粉塵防止カバーを自作

短い木材を20〜30回カットしてみましたが、上からみるとボックス内に粉塵が積もっているのがわかります。これまで室内に飛び散っていた粉塵も大幅に減らせたので、即席で作ったわりには満足してます。

スライド丸のこ用の粉塵防止カバーを自作

WATANABE Takeshi
WATANABE Takeshi
渡邉岳 / ウェブデザイナ / 愛猫家

1981年新潟生まれ、千葉育ち。2007年よりウェブデザイナ・ディレクタとして、数社のウェブサイト設計および運用に従事したのち、2014年にフリーランスとして独立。同時に東京を離れて地方に移住。情報設計の理論に基づいた、合理的で使い心地のよいウェブデザインを模索しています。猫と工作とブラストビートが好き。