寒冷地でエアコン暖房を1ヶ月間(24時間×30日)つけたままにしたときの電気料金
エアコン暖房を1ヶ月間(24時間×30日)つけっぱなしにしたらどのくらいの電気料金になるのか興味があったので、去年の年末に試してみたところ、電気使用量は1,034kWh、電気料金は35,788円でした。わかったことをいくつかメモします。
環境
- エアコン機種
- ダイキン スゴ暖 S403ATHP(14畳用)
- 設定温度
- 自動(夜間は風量を「しずか」に設定)
- 部屋の広さ
- 30畳(常時開放している隣室を含めると40畳)
- 平均気温
- -0.5℃
エアコンは1台のみで、吹き抜けのあるリビングに設置されています。設定温度・風力は「自動」にしており、この場合、室温は22〜23℃にキープされます。ただし、外気温が-5℃を下回ると室温を保つために常に最大風力で稼働してうるさいので、寒い日は薪ストーブや石油ストーブを併用しました。もしそれらを使わなかった場合、電力使用量はもう少し増えると思います。また数台の加湿器も常時稼働していますが、それらの電気使用量は割愛しています。
なお、就寝時はエアコンの風量を「しずか」に設定しています。この場合、朝方のリビングの室温は16〜18℃くらいまで冷え込みます。
結果
- 使用日数
- 30日(11/24〜12/23)
- 使用量
- 1034kWh
- 平均使用量
- 34kWh/1日
- 請求金額
- 35,788円
外気温との比較
気象庁の過去の気象データ検索から取得した平均気温のデータと照らし合わせると、寒い日ほど電気使用量が大きくなるのがわかります。
ちなみに、12月4日・5日は乾燥がひどかったため、夜間の運転を停止していましたが、1日の電気使用量にはそれほど大きな影響はありませんでした。ちょっとしたON/OFFの有無よりも、気温の影響のほうがずっと大きいように観察されます。
オイルヒータとの比較
去年の1〜2月は保護した猫が風邪を引いていたため、8畳の部屋に隔離してAEGのオイルヒータをつけっぱなしにしていましたが、その時期の電気使用量も約1,000kWh/月でした。ほぼ同じ電力使用量で5倍の広さを暖められていることからも、エアコンの暖房効率の優秀さがわかります。
1981年新潟生まれ、千葉育ち。2007年よりウェブデザイナ・ディレクタとして、数社のウェブサイト設計および運用に従事したのち、2014年にフリーランスとして独立。同時に東京を離れて地方に移住。情報設計の理論に基づいた、合理的で使い心地のよいウェブデザインを模索しています。猫と工作とブラストビートが好き。