ダイキンの加湿ストリーマ空気清浄機MCK905Aを購入
昨年末、リビングで使っているダイキンの除加湿清浄機(クリアフォース MCZ65M)のモータが故障して動かなくなりました。メーカに問い合わせたところ、「古い機種なので、在庫があれば修理できるかもしれないが、できないかもしれない。いずれにしても点検費用と送料がかかります。」とのことだったので、修理はあきらめて買い替えることにしました。2011年から2024年まで13年間使ったので、十二分にもとはとれています。

新旧モデルのスペック比較
新しく購入したのはダイキンの「加湿ストリーマ空気清浄機 MCK905A」で、2024年12月時点での最上位モデルです。ダイキン社製にこだわりがあるわけではありませんが、国内のメーカーで空気清浄機能と気化式加湿機能を備えたモデルを20機種ほどピックアップし、スペックを比較しながら削っていたら最終的にコレが残りました。

以前使っていたMCZ65Mとの主な違いは下記の通り。各数値は最大出力(ターボモード)時のものです。
項目 | MCZ65M(旧機種) | MCK905A(新機種) | 備考 |
---|---|---|---|
加湿能力 | 590mL/h | 1050mL/h | 新機種の方が大幅に高い |
タンク容量 | 4.0L | 3.4L | 旧機種の方が若干大きい |
消費電力 | 265W | 91W | 新機種の方が大幅に低く省エネ性能が高い |
運転音 | 52dB | 54dB | 旧機種の方が若干静かだが、大きな差ではない |
加湿能力
新しく購入したMCK905Aは、弱モード時でも旧機種のターボモード時と同等の加湿能力があり、消費電力は約三分の一で、運転音も静かです。ただし、タンク容量が3.4Lと小さく、弱モードでも6時間ほどで水がなくなるため、1日3回給水する必要があります。また、タンクを取り出すためには側面のパネルを外す必要があり、これが地味に面倒です。旧機種は側面のパネルとタンクが一体化していたので、この点では旧機種のほうが扱いやすかったと言えます。

運転音
以前使っていたMCZ65Mはターボモード時の運転音が52dBでしたが、TVを見たり静かに読書したりするときにはややうるさく感じていました。ちなみに、エアコン暖房(DAIKIN S403ATEP)を最大風力に設定したときの運転音は62dbです。
新しく購入したMCK905Aの運転音もターボモード時で54dBとそれなりに大きいのですが、弱モード時(運転音37dB)でも十分な加湿量(約500mL/h)が得られるため、普段は弱モードにしています。

取扱説明書のデザイン
以前使っていた機種の取扱説明書は、公式キャラクタの「ぴちょん君」がフルカラーで大きく描かれた、明るく楽しいイメージの表紙でしたが、最新機種のカタログはこれといって面白みのないモノクロの無機質なデザインでした。そういうのが流行りなのか、余計なところにコストをかけないということなのかは知りませんが、個人的には以前のほうが好みです。
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MCZ65M(旧機種) -
MCK905A(新機種)
選考に漏れた機種
今回加湿器を買い換えるにあたって、加湿能力が1200mL/hの、コロナ UF-HV124Rや、ダイニチ HD-LX1222も候補に上がっていましたが、これらは消費電力が約660Wと高めなので候補から外れました。
また、「空気中に揮発した次亜塩素酸水溶液の有効塩素成分がネコヘルペスウイルスを99%以上抑制」というレポートを読んでから、パナソニック ジアイーノも気になっていましたが、高額であることと、コイズミの次亜塩素酸加湿器 KHM-6010との違いがわからなかったことから選考外となり、その代わりにセールで安売りしていたKHM-6010を購入しました。毛の長い猫たちのQOLが少しでも上がればよいと思います。

1981年新潟生まれ、千葉育ち。2007年よりウェブデザイナ・ディレクタとして、数社のウェブサイト設計および運用に従事したのち、2014年にフリーランスとして独立。同時に東京を離れて地方に移住。情報設計の理論に基づいた、合理的で使い心地のよいウェブデザインを模索しています。猫と工作とブラストビートが好き。