ノシメマダラメイガ
先月に脱穀したお米を研いでいたら体長2cmくらいの虫が出てきました。
何年か前に、農家の方からいただいた米から大量のコクゾウムシが出てきたことがあり、20kgの米袋の中から半日かけてすべての虫をピッキングしたことがありましたが、今回出てきた虫は別の種類のようです。
ちょうどカブトムシの幼虫が細長くなったようなフォルムで、粘着性の糸が出せるらしく、お米を纏ってミノムシのようになっていました。
調べたところ、これはノシメマダラメイガという虫の幼虫であり、特に危険はないのでザル等でふるい落とせば問題ないとのこと。
祖父母の代まで農家だったためか、両親から食べ物を粗末にすべからずという教育を受けて育っており、僕自身には虫がいようが傷んでいようが米を捨てるという選択肢はありませんが、どうやら気持ち悪くて全部捨ててしまうという人も少なくないようです。
食品の異物混入がメディアで不必要に騒がれる昨今なので、農家の人もいろいろと大変だろうなと余計な心配をしながらありがたくいただきます。
WATANABE Takeshi
渡邉岳 / ウェブデザイナ / 愛猫家
1981年新潟生まれ、千葉育ち。2007年よりウェブデザイナ・ディレクタとして、数社のウェブサイト設計および運用に従事したのち、2014年にフリーランスとして独立。同時に東京を離れて地方に移住。情報設計の理論に基づいた、合理的で使い心地のよいウェブデザインを模索しています。猫と工作とブラストビートが好き。