独立基礎の沈下によって浮いたウッドデッキの束柱を鋼製束で補強
自宅のウッドデッキは合計8個の独立基礎とその上に乗っかっている束柱で支えられていますが、束柱のうち4本が浮いていたので鋼製束(こうせいづか)を設置して補強しました。
独立基礎の位置
独立基礎が長い年月をかけて少しずつ沈下した影響で、8カ所の束柱のうちマル印を付けた4カ所(517、518、566、573mm)は浮いており、仕事をしている(デッキの重さを支えている)のは無印の4カ所だけという状態です。バツ印はただの記載ミスなのでここには何もありません。
束柱の状況
見てのとおり、束柱が基礎から浮いており、宙ぶらりんの状態です。
鋼製束を設置
はじめは浮いている束柱を撤去して鋼製束と入れ替えようと思っていましたが、束柱には四方八方から釘が打ち込まれており取り外すのが困難なので、束柱はそのままにして隣に鋼製束を入れました。自宅の正面から見たときは鋼製束が束柱に隠れて見えなくなるので、ビジュアル的にもこのままでよいという判断です。
調整幅が350〜530mmのものはコメリで、460〜620mmのものはジョイフル本田で購入しました。後者はプレート部分がフレキシブルに動くので、接地面(独立基礎)が傾いていても安定感がありました。
勾配の確認
ウッドデッキの根太に水平器を当ててみたら、案の定、結構傾いていました。今回補強した2カ所は屋根がある場所なので、水はけをよくするためにもともとついていた傾斜ではないと思います。役に立つかわかりませんが、今後のために一応メモしておきます。
1981年新潟生まれ、千葉育ち。2007年よりウェブデザイナ・ディレクタとして、数社のウェブサイト設計および運用に従事したのち、2014年にフリーランスとして独立。同時に東京を離れて地方に移住。情報設計の理論に基づいた、合理的で使い心地のよいウェブデザインを模索しています。猫と工作とブラストビートが好き。