ARABAKI ROCK FEST.17

ARABAKI ROCK FEST.17

宮城県の仙台市で開催されたARABAKI ROCK FEST.17に行ってきました。

現地まで車で行きたかったのですが、会場駐車場の駐車券は秒速で売切れていたので、会場の最寄駅である大河原駅からのバスチケットを購入してバスで会場まで移動する段取りです。

大河原駅に24時間営業の駐車場があるかどうかわからかなったので、仙台市の隣の白石市にある白石駅まで車で移動し、そこから電車で大河原駅に移動。後からわかったことですが、大河原駅前にもそこそこ大きな立体駐車場(営業は23時まで)があったので、大河原駅まで車で行っても良かったです。

SNSで去年のバスの運行状況を調べると「乗車に数時間待ち」「会場に着いたのが15時過ぎだった」などの書き込みが散見されたので若干不安でしたが、実際は渋滞もなくスムーズに会場まで移動できました。

ARABAKI ROCK FEST.17

初めに観たのは雨のパレード。何年か前に発売された残響レコードのコンピレーションアルバムで知ったバンドですが、その後2015年にリリースされた2ndアルバム「new place」が素晴らしい内容だったため是非観たいと思っていました。今年に入って発売された3rdアルバムはよりポップな曲調にシフトしている印象だったため、2ndからの選曲がもっと多めだと嬉しかったのですが、それでも十分に楽しめました。

続いてラップとアコースティックギターのMOROHA。曲は聴いたことがありましたが、ライブを観るのは初めてです(というか他のバンドもほとんど全部が初見です)。個人的にこの日のベストアクトでした。本当に素晴らしかったです。

一番奥のステージに移動してチャットモンチー。10年以上前に聴いたシャングリラという曲が変拍子だったことから妙に印象に残り、その後2ndアルバムまで聴きましたが、それ以降は知りません。当時は3ピースバンドでしたが、ドラムが抜けたらしく、フロントの二人でエレクトロニカっぽいことをやっていました。

ARABAKI ROCK FEST.17

広尾のフレンチフライ専門店が出展していたので、そちらのポテトを食べてからのMANNISH BOYS。この日に観たミュージシャンの中で唯一、スタンダードな(電子音やプログラミングを使わないという意味で)ロックバンドのサウンドでした。ロックフェスなのにおかしな話ですが。

続いてGotch & The Good New Times。ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカルの人のバンドとのことですが、ASIAN KUNG-FU GENERATIONを聴いたことがないので、ウィンドチャイムをすごくたくさん使うバンドという印象しか残りませんでした。

陽が傾きかけた頃にスタートした水曜日のカンパネラ。最初は同時間帯の浅井健一を観る予定でしたが、昨年のオハラブレイクで観たので今回はこちらを。マリリンマンソンの竹馬芸を彷彿とさせる脚立での登場から、スリップノットのパーカッションのようにステージ脇のモニタに登ったり(さすがに飛び降りませんでしたが)、ウォーターボールに入ってオーディエンスの頭上を転がりながら歌ったりと、終始自由なステージでした。

日が暮れて、フレデリックをチラリと覗いてから電気グルーヴをアンコール前まで観て、ダッシュで移動して最後にPOLYSICS。こちらも10年くらい前に聴き込んでいた時期がありましたが、全く変わらずのハイテンションぶりでした。「Tune Up!」が聴きたかったのですが移動が間に合わず、アウトロしか聴けませんでした。

21時頃に帰りのバスに乗り、22時前に大河原駅に到着。その後、電車で白河駅に戻って車で東北道から帰宅。会場近辺はかなりの渋滞だったので下手に車で会場まで行って渋滞で神経を使うよりもバスにして正解でした。

WATANABE Takeshi
WATANABE Takeshi
渡邉岳 / ウェブデザイナ / 愛猫家

1981年新潟生まれ、千葉育ち。2007年よりウェブデザイナ・ディレクタとして、数社のウェブサイト設計および運用に従事したのち、2014年にフリーランスとして独立。同時に東京を離れて地方に移住。情報設計の理論に基づいた、合理的で使い心地のよいウェブデザインを模索しています。猫と工作とブラストビートが好き。