スマホの月額費用

先日テレビで貧困家庭の問題を扱ったニュースを見ていたら、家計の内訳を表した円グラフに「スマホ代 20,000円」と出ていて驚きました。4人家族の場合でも一人あたり5,000円なので、スマホに毎月5,000円も使えるなら十分ブルジョアだと思います。

僕は3年くらい前にauのスマホを解約し、今はiPadに月額467円のServersMan SIM LTEのデータSIMを入れ、外出時もこれを持ち歩いています。

回線速度は250Kbpsなので(画像参照)、デフォルトで大手キャリアの128kbps通信制限がかかっているような状態ですが、ドライブしながらGoogleMapのナビも使えるし、LINEやSMARTalkで通話もできるので特に不都合はありません。

ServersMan SIM LTEの回線速度テスト結果

サーバとの相互通信が必要なオンラインゲームなどはこの速度だとさすがにできませんが、わざわざ外出時にやらないのでこれも問題なしです。

直近の3年間の費用を計算してみると、467円×36カ月=16,812円です。これにIP電話の通話料がプラスされますが、ほとんど使っていないので修正誤差程度です。ちなみに以前契約していたauのスマホは月額平均7,000円だったので、これを使い続けていたと仮定すると、36カ月で252,000円です。

同じような利用状況の人であれば、年間で計算しても約8万円は浮くので、毎年新しいiPhoneに買い換えてもお釣りがきますし、家族4人なら毎年30万円以上の貯蓄ができるでしょう。

これらのことについて、冒頭に書いたニュースの中でキャスタもコメンテータも全く触れなかったのが不思議でなりません。

WATANABE Takeshi
WATANABE Takeshi
渡邉岳 / ウェブデザイナ / 愛猫家

1981年新潟生まれ、千葉育ち。2007年よりウェブデザイナ・ディレクタとして、数社のウェブサイト設計および運用に従事したのち、2014年にフリーランスとして独立。同時に東京を離れて地方に移住。情報設計の理論に基づいた、合理的で使い心地のよいウェブデザインを模索しています。猫と工作とブラストビートが好き。