65歳までに必要な預金
先週から確定申告のための資料を作ったり整理したりしています。多少面倒ではあるものの、収支をきちんと理解しておけばこれからの自分に必要なもの、すべきことがわかるので、占いよりはずっと現実的な未来予測ができると思います。
2016年の年間支出は約330万円だったので、ひと月あたり約27.5万円使っていることになります。80歳まで生きると仮定すると残りの寿命は44年なので、同じペースで支出を続けるのであれば死ぬまでにあと約1.5億円必要です。
厚生労働省のねんきんネットの年金見込額試算によると、僕がもらえる年金は月額75,691円らしいので、15年間受給すると13,624,380円になります。月7万円では生活は難しいかも知れませんが、ないよりはずっとマシでしょう。学生時代の知人に「年金なんてどうせ払ったって損するだけだから俺は絶対払わない」という人がいましたが、早めに死ぬ予定つもりでない限りは同意しかねます。
僕の場合は自営業なので定年退職はありませんが、仮に65歳で仕事を辞めるとするならば、この時点までに3,588万円(年間支出330万円×15年-年金1362万円)の預金がないと現在の生活水準はキープできません。
WATANABE Takeshi
渡邉岳 / ウェブデザイナ / 愛猫家
1981年新潟生まれ、千葉育ち。2007年よりウェブデザイナ・ディレクタとして、数社のウェブサイト設計および運用に従事したのち、2014年にフリーランスとして独立。同時に東京を離れて地方に移住。情報設計の理論に基づいた、合理的で使い心地のよいウェブデザインを模索しています。猫と工作とブラストビートが好き。