北側の薪棚をカスタマイズ
しばらく留守にしており数日ぶりに帰宅したら、北側の薪棚に積んであった薪が崩れていました。留守中に豪雨&強風があったのでそのときに崩落したものと思われます。もともとこの薪棚は拾った木と丸太で作った簡易的なものでだったので、この機会にウッドデッキの廃材を使ってきちんと作り直しました。
北側の薪棚は自宅の屋根の下に隠れるため薪棚自体に屋根をつける必要はありませんが、切妻屋根の平側(雨が流れる方向)なので、雨天時には多量の雨水が流れ落ちてきます。雨水が直接当たることはないものの、地面に近い場所は多湿になるため、薪の置き場所としてはあまり好ましくありません。下の写真からもわかるように、雨が降った日の翌日は基礎のコンクリートが地面から30cmくらいの高さまで濡れています。
雨の水跳ねと地面からの湿気を避けるため、新薪棚の高さは50cm以上になるように設計しました。土地に傾斜があるので向かって左に行くほど地面から高くなっています。
地面にビニールシートを敷けばさらに湿気を防げますが、手頃なサイズのビニールがなかったのでこの作業は後日とします。
この場所は通年日陰ですが、これだけ脚を高くしておけば東西方向からの風通しも良くなるでしょう。薪の乾燥には日当たりよりも通気性のほうが重要です。
以前からある東側の薪棚(下の写真の左側)は屋根の妻側(雨が流れてこない方向)なので、地面からの距離は約10〜20cmです。こちらはオンデュリン社のオンデュビラタイルで作った小さな屋根がついています。
ちなみに改修前の様子はこちらです。だいぶ底上げされたのがわかります。
1981年新潟生まれ、千葉育ち。2007年よりウェブデザイナ・ディレクタとして、数社のウェブサイト設計および運用に従事したのち、2014年にフリーランスとして独立。同時に東京を離れて地方に移住。情報設計の理論に基づいた、合理的で使い心地のよいウェブデザインを模索しています。猫と工作とブラストビートが好き。