繰り返し間違える
天気予報によると昨日、今日、明日は暖かいようです。今朝の気温は3℃でした。G社のウェブサイト用の原稿を1700文字書きました。しばらく寝かせてから来週あたりに推敲します。
J社のウェブサイトの更新依頼が2件あったので修正して各担当スタッフに連絡。他にも添削依頼が1件ありましたがこちらは明日にします。同社のウェブチームには全部で3名のスタッフがいますが、グループチャットでやりとりをしているので、特定の人間に宛てたメッセージであってもチーム全員が読むことができます。この方法は誰かがしたミス(例えば誤字や文法の誤りなど)に対して僕が提案した解決方法をチーム全体で共有できるため、個別にやりとりするよりも効率的ですが、それでも特定の誰かのミスを別の誰かが繰り返すことがあります。
中学校の理科だったと思いますが、授業が始まるとグループごとに机をくっつけて、グループ内のメンバ同士でわからない部分を教え合い、グループの全員が理解しないと次のセクションに進めない、といったスタイルで授業を進める先生がいました。全員が当事者意識を持って授業に参加できるという点では優れたシステムでしたが、一番理解の遅い子のペースで授業が進むため、授業の進捗スピードが著しく遅くなる点が問題でした。
子供のころに読んだ、楳図かずおの漂流教室に登場した「未来人間」(進化した人間という設定ですが、見た目はカマドウマみたいな怪物だったように記憶しています。)は、死ぬときにその人が過去に犯した過ちが種族全体で共有される能力があり、種族単位で同じミスを繰り返さないというものでした。記憶や知識のダウンロードおよびインストールは近い将来に実現するでしょうから、未来人間に近いことはできるようになると思います。
1981年新潟生まれ、千葉育ち。2007年よりウェブデザイナ・ディレクタとして、数社のウェブサイト設計および運用に従事したのち、2014年にフリーランスとして独立。同時に東京を離れて地方に移住。情報設計の理論に基づいた、合理的で使い心地のよいウェブデザインを模索しています。猫と工作とブラストビートが好き。