群馬県の桐生市にある県立施設、ぐんま昆虫の森で開催されている企画展、「カメムシすごいぜ!」を観てきました。国内外のいろいろなカメムシが、標本やビデオ、展示パネルなどで紹介されており、カメムシの研究をされている伊丹市昆虫館学芸研究員の長島聖大氏の公演などもあって、なかなか見応えのある企画展でした。
昨年の冬に自宅で大量のカメムシが発生して大変な苦労をしたので、少しでも敵の生態を知っておけば再度同じことが起こった場合に役立つであろうという思いで行ったのですが、背中に子供を乗せて生活するカメムシや、子供が大きくなるまでずっと餌を与える過保護なカメムシなど、カメムシのことを知るにつれて愛着が湧いてきてしまいました。特にカメムシの共生細菌についての解説などは非常に面白いものでした。
敷地内には、昆虫採集ができるエリアや移築された古民家などもありました。中学生以下は無料なので、昆虫が好きな子供なら夏休み中入り浸れそうです。