MacのiMovieで共有ボタンから書き出そうとすると強制終了する問題はソフトのアップデートで改善した
以前macOSのバージョンアップをして以降、iMovieで作成した映像をmp4で書き出すために共有ボタンの「ファイル」をクリックすると、アプリが強制終了するようになってしまい困っていました。症状発生時のマシンスペックは下記のとおりです。
- MacBook Air(11-inch, Mid 2012)
- macOS Mojave(バージョン10.14.6)
- iMovie 10.1.1
Mac で iMovie が機能しない場合 – Apple サポートによると、Macの再起動、NVRAMリセットでも改善しなければ「macOSとiMovieをアップデートする」とあるので、ひとまずiMovieのバージョンアップをしようとしましたが、App StoreからiMovieを検索して「アップデート」ボタンをクリックすると、「アップデートを完了できませんでした。iMovieはMacintosh HDにはインストールできません。macOSバージョン11.5.1以降が必要です。」と表示され、アップデートができませんでした。
「iMovieの最新バージョン(10.3.1)にアップデートするには、OSのバージョンアップが必要ですよ。」ということらしいですが、こちらは現在使用しているOS(Mojave)で利用できる範囲でのバージョンアップがしたいだけなので、このためにOSまでアップデートをするつもりはありませんし、そもそもマシンが古いのでできません。
あれこれ試した結果、App Storeの検索ウィンドウからではなく、「アカウント > 購入済み」の一覧からiMovieの項目に進むことで、OSは現在のまま、iMovieだけをアップデートできました。アップデート後のバージョンは10.1.14で、共有機能も正常に動きました。
テキストで書くとたったこれだけのことですが、調べて解決するまで2時間以上かかりました。記録しておかないと次回も同じことを繰り返しそうなのでここに書いておきます。
1981年新潟生まれ、千葉育ち。2007年よりウェブデザイナ・ディレクタとして、数社のウェブサイト設計および運用に従事したのち、2014年にフリーランスとして独立。同時に東京を離れて地方に移住。情報設計の理論に基づいた、合理的で使い心地のよいウェブデザインを模索しています。猫と工作とブラストビートが好き。