先々月、燕三条 工場の祭典 2023に行ったときに新潟市の朝倉家具で購入したダイニングテーブル「Patina, Round table」が届きました。大きな猫はさっそく使い心地を確かめていました。
金沢駅の鼓門(つづみもん)を彷彿とさせるような螺旋状の脚が特徴で、天板は直径1200mmの円形、材は栗です。鼓(つづみ)というのは「すゑひろがりず」という芸人が叩いていることでお馴染みの、能楽で使われる小さな太鼓のこと。一般的なドラムや和太鼓と違って、胴に皮を張るのではなく、上下の皮同士を紐で引っ張って固定します。この紐がテーブルの脚部のデザインにインスピレーションを与えたのかどうかは知りませんが、僕は勝手にそのように解釈し、それを含めて気に入ったという話です。
これまで使っていたダイニングテーブルは高さ600mmと低めのタイプでしたが、こちらは一般的なテーブルの高さ(715mm)です。4本脚のテーブルに比べて脚が邪魔にならないため、掃除機をかけやすいのもポイントです。