観桜料の読み方
先日、三春滝桜を観に行ったときに購入した入場券ですが「観桜料」という聞き慣れない言葉がありました。
「桜」の音読みは「オウ」しかないので、普通に読めば「カンオウリョウ」ですが、漢字二文字の言葉では、一文字目が子音で終わり、二文字目が母音or半母音(つまりア・ワ・ヤ行)で始まる場合、タ・ナ・マ行に変化するというルール(連声)があるので、「カンノウリョウ」が正しい気もします。
因縁(いん+えん)→いんねん
反応(はん+おう)→はんのう
観桜(かん+おう)→かんのう?
日本語入力ソフトで「カンノウ」と入力しても「観桜」は出てこないので、やはり「カンオウ」で良いのだと思いますが、先述の連声のルールが適用されない理由がわかりません。日本語に詳しい友人でもいればよいのですが、それもいないので謎のままです。
WATANABE Takeshi
渡邉岳 / ウェブデザイナ / 愛猫家
1981年新潟生まれ、千葉育ち。2007年よりウェブデザイナ・ディレクタとして、数社のウェブサイト設計および運用に従事したのち、2014年にフリーランスとして独立。同時に東京を離れて地方に移住。情報設計の理論に基づいた、合理的で使い心地のよいウェブデザインを模索しています。猫と工作とブラストビートが好き。