リビングにエアコンを設置
去年の冬に仲間入りした白い猫がウィンドウエアコンのある和室を占拠しているため、人間が外出する際、大きな猫は留守番時に蒸し暑いリビングで過ごすことを余儀なくされていました(留守中は二匹を隔離しています)。大きな猫のほうが先輩であるにもかかわらずこの仕打ちでは敬老の精神に反するというわけで、エアコンを購入し、リビングに設置する手配をしました。
40畳でも14畳用エアコンで十分冷える
購入したのはダイキンの14畳用の寒冷地向けエアコン「スゴ暖 S403ATHP」です。リビング(LDK)の広さは約30畳、さらに常時開放している隣の和室(10畳)を含めると約40畳なので、家電量販店の店員は「少なくとも26畳以上のモデルにしたほうがよい」と言っていましたが、これまで冷房能力1.4kwのウィンドエアコンでそれなりに涼しく過ごせているため、14畳用(冷房能力4.0kW)のモデルで十分と判断しました。結果は予想通りで、冷房能力に不足を感じることはなく、設定温度によっては冷え過ぎるくらいでした。おそらく10畳用(冷房能力2.8kW)でも問題なかったと思います。
どうでもいいですが、なぜ定価51万円のエアコンが14万円で買えるのかよくわかりません。
専用コンセントの増設
エアコンを設置するにあたって200Vの専用コンセントを増設するため、2階の洗面所の配電盤から隣接するリビングの南側の壁まで電線を引っ張る必要がありましたが、自宅の構造上、天井裏に配線を通すことができず、かといって天井の見える位置に配線が露出するのはどうしても嫌でした。
どうにかならないものかと近所の電気店に相談して宅内調査してもらったところ、洗面所の洗濯機置場の真下に穴を開けると1階ガレージの天井に配線を引き出せることがわかったため、そこからガレージの天井を通って、通風孔から外に引き出し、ウッドデッキのある南側の外壁から宅内に戻すことになりました。
エアコン設置にかかった費用
- エアコン本体(ダイキン S403ATHP):139,800円
- エアコン取付工事:68,000円
- 本体取付工事:36,000円+税
- 200V電源工事:26,800円+税
- 合計:207,800円
工事を依頼した電気店には事前に2回の宅内調査をしてもらい、さらに、穴あけの位置やホースの取り付け方、ドレンホースのカバーの色から室外機の設置場所まで、かなり細かく注文したにもかかわらず、想定していた金額以下の費用で対応してくれました。
1981年新潟生まれ、千葉育ち。2007年よりウェブデザイナ・ディレクタとして、数社のウェブサイト設計および運用に従事したのち、2014年にフリーランスとして独立。同時に東京を離れて地方に移住。情報設計の理論に基づいた、合理的で使い心地のよいウェブデザインを模索しています。猫と工作とブラストビートが好き。