群馬県の草津町に行きました。温泉で有名な町ですが、今回は温泉には行っていません。温泉街の入り口に木造のゲート(温泉門)や広い駐車場が新しく作られていました。3年前に行ったときにはなかったと思います。
温泉街から少し離れた住宅街にあるケーキ店「叶屋」でケーキを数点購入し、新しくできたラーメン店「煮川」でランチ。その後、裏草津を呼ばれるエリアを散策し、リフトアップコーヒーでカフェラテを、箱田屋で団子とケーキを買って帰りました。
メインストリートから外れたエリアを「裏〜」と呼ぶのは「裏原宿」が始祖だと思いますが、学生時代を過ごした千葉の柏にも「裏柏(ウラカシ)」と呼ばれるエリアがありました。再開発されたエリアにおいても、「新〜」より「裏〜」としたほうが、「一般人には知られていない場所」といったニュアンスを強調できるため、興味を引きやすいのかもしれません。
テレビのニュースを見ていると、以前は「裏社会」、「裏バイト」と呼ばれていた言葉が、最近では「闇社会」、「闇バイト」などと呼ばれているようですが、「裏〜」という言い回しが一般的となり、アウトローなニュアンスを失った結果、「裏」に変わる表現として「闇」が台頭しているような気がします。強調語は経年劣化する(月日が流れると強調度合いが薄まる)ので、そのうち「闇草津」とか言い出すかもしれません。