柔軟剤の容量と価格についての考察
柔軟剤のストックがなくなりそうになっていたのでAmazonで注文しようと思っていろいろ探しました。
洗剤や柔軟剤は一般的に容量の多い商品や詰め替え用の商品の方がお買い得な印象がありますが、そうでないものも多いため、きちんと計算しないと逆に割高で購入してしまう場合があります。
例えば、ウルトラダウニーという柔軟剤はたくさんのサイズバリエーションがあり、容量が大きくなるほど1Lあたりの価格が安くなりますが、3830mLを超えると少し高くなります(下表赤字参照)。
容量 (mL) |
価格 | 価格 (1Lあたり) |
|
---|---|---|---|
1,020 | ¥820 | ¥804 | |
1,530 | ¥1,069 | ¥699 | |
3,060 | ¥1,625 | ¥531 | |
3,830 | ¥1,453 | ¥379 | |
5,030 | ¥2,297 | ¥457 |
今回はウルトラダウニーを例としましたが、他の洗剤や柔軟剤、飲料類なども同様のケースが観察されます。
ちなみに柔軟剤を1日50mL使う場合、1年間で18250mL使う計算になるので、1020mLのウルトラダウニーをこまめに購入した場合、年間で約18本必要なので年間コストは14760円です。
一方、3830mLのウルトラダウニーを購入していた場合は、年間で約5本あれば足りるので年間コストは7265円で半分以下になります。
昨日、テレビを見ていたら池上彰氏が中国の一帯一路構想について解説した後に「大きな時間のスケールで事業を進める中国の姿勢には、我々も学ばなければならない部分があるのかもしれませんね」といったニュアンスの発言をしていましたが、国政に限らず家計も長期的な視点で考えるといろいろと面白い発見があるような気がします。
WATANABE Takeshi
渡邉岳 / ウェブデザイナ / 愛猫家
1981年新潟生まれ、千葉育ち。2007年よりウェブデザイナ・ディレクタとして、数社のウェブサイト設計および運用に従事したのち、2014年にフリーランスとして独立。同時に東京を離れて地方に移住。情報設計の理論に基づいた、合理的で使い心地のよいウェブデザインを模索しています。猫と工作とブラストビートが好き。